むくみとは、血液中の水分が皮膚の下にたまった状態をいいます。
リンパ腺や静脈の働きが鈍くなり、水分がうまく排泄されなくなる事でむくみは起こるのですが、ふくらはぎの機能が鈍くなった時にも、血管内外での水分のやりとりが上手くいかなくなる為に足のむくみが出やすくなります。
その他にも、足のむくみの原因となるものはいろいろあります。
夏に冷房が効いている部屋にいると、いつもよりもむくみが出やすくなるように、冷えもむくみが起こる原因のひとつです。
冷えると血行が悪くなるので、むくみを招きやすくなってしまうのです。
同様に長時間同じ姿勢でいることや、立ちっぱなし座りっぱなし、足に合っていない靴を履いている事での締め付けなども血行が悪くなるので足のむくみの原因となります。
足のむくみは肥満とは違うものなので、どんなにダイエットをしても効果はありません。
その違いを知るためにも、足のむくみなのかどうかをチェックしてみましょう。
ふくらはぎを触った時に、ブヨブヨしていたり、弾力性がなかったり、コリコリしたしこりがある場合や、ふくらはぎが重たくてだるい感じがするなどといった場合にはむくみが起こっているといえるでしょう。
足を親指で押してみて、その部分が指の形にへこむようだったら水が溜まっている証拠なので、むくみがあるとすぐにわかるのですが、目安としては、夕方に靴下を脱いだ時に靴下の痕が暫くしても消えないと、かなりむくみが酷くなっているといえます。
但し、甲状腺ホルモンが不足していることでむくみが起こっている場合には、押してもへこまなかったり、はっきりとした痕もつきませんので注意して下さい。
足のむくみは、腰の不調が関係している場合もあります。
腰の痛みがなくても、もしかしたら腰への負担が蓄積されることで、足に影響が及び、むくみがあらわれている可能性もあるのです。
腰は疲労が溜まりやすくなると、立ち姿勢や座り姿勢のバランスが崩れてしまいやすくなります。
バランスが悪くなると、ふくらはぎの筋肉に負担がかかり、むくみが起こりやすくなってしまうのです。
また、腰に疲労が溜まるとむくみやだるさを感じるだけでなく、歩くことも辛くなる場合もあります。
少しでも腰が重たいとか、だるいなどと感じたらむくみがでる可能性がありますので、早めに腰をメンテナンスしたほうが良いでしょう。
足のむくみがあると同時に腰痛もあれば分かるのですが、特に腰の痛みなど不具合を感じない人は、むくみがあってもそれが腰の不調が原因で起こっている可能性があるということはわからないと思いますので気をつけなければなりません。
足のむくみを放っておくと、疲れがとれにくい体質になってしまったり、セルライトができる原因となってしまったりしますので足にむくみを感じたら早急にケアをすることが大切になります。
リンパや血液の流れが悪くなると、不要となった水分や老廃物、脂肪が時間の経過と共に皮下組織に溜まって肥大化し大きな脂肪の塊となります。
これがセルライトと呼ばれているものです。
セルライとができると血管やリンパ管などが圧迫されて、血液の流れを妨げてしまうために、血行不良となり更にむくみを悪化させてしまいます。
むくみがあるところが更にむくみ、そしてそのむくみがセルライトとなり、セルライトがどんどん増加してしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
足のむくみを放っておいて、疲れがとれにくい体質となれば体調不良の原因ともなり、心臓病や腎臓などの病気に発展する可能性もあるので早めに解消することが必要です。
足のむくみの予防には、心と身体のリラックスが大切になります。
1日の疲れを残さないように半身浴などでゆっくりと身体を癒しましょう。
ローズマリーやラベンダーなどのエッセンシャルオイルを少し入れた浴槽に浸かると、新陳代謝が高まり血行がより良くなるので、足のむくみの予防になります。
それに付け加え、長時間同じ姿勢でいることを避け、適度な運動も忘れずに行ないましょう。
仕事の関係で、どうしても長い時間立ちっぱなしや座りっぱなしでいないとならない場合には、定期的に休憩(理想は1時間ごと)を取って、足の関節運動(つま先をあげる、踵をあげるを交互に繰り返す運動)を数回行なったり、歩いたりすることを心がけましょう。
足のむくみを予防するための運動は、激しいものではなく、ゆっくりと関節に負担のない範囲で行なうようにしましょう。
半身浴や適度な運動する他に、塩分を控え、体外へ塩分を排出する働きをもったカリウムを摂取するなど気をつけて生活をしていれば、足のむくみは予防できます。